当店では、全国の慢性上咽頭炎でお悩みの患者様からのご相談をお受けいたしております。
ご相談をいただく多くの患者様からは
・喉の痛みが1ヶ月以上続いている
・喉の閉塞感や異物感が続いている
・鼻水が喉に流れ落ちてきて気持ち悪い(後鼻漏)
・喉に痰や粘液が絡む
・首コリや肩こりが治らない
・全身の倦怠感が続いている
・原因不明の眩暈や頭痛がある
・Bスポット療法、EAT治療を試したが思うように効果が出ない
・抗生物質やトラネキサム酸で効果がなかった
・インフルエンザ、コロナ感染後喉の不調だけが続いている
などの症状やお悩みを頂いております。
漢方薬舗幸貴堂では、経験豊富なベテランスタッフが、患者様のお悩みの症状を細かくお聞きし、患者様一人ひとりの体質や症状に合わせた最善の対策法をご提案致します。
また、治療開始後、生活習慣のアドバイス、養生法などもご案内致しております。
お悩みの方は是非、ご相談下さいませ!
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慢性上咽頭炎が治りにくいのはなぜ?
上咽頭炎は、細菌やウイルスへの感染だけでなく、疲労やストレス、口呼吸などの生活上の要因からも起こります。特に上咽頭は免疫器官とも言われ、吸い込んだ空気に最初に触れる体内粘膜です。細かな神経が集まる部分でもあり、体の不調が反映されやすいところでもあります。そのため、数か月~年単位で症状が長引き、悩んでいる方が比較的多い疾患です。慢性的に続いている上咽頭炎の症状を改善するにはまず生活習慣を含めた自分の体を見つめ直すことが重要です。
慢性上咽頭炎から起こる症状
・喉がイガイガする
・痰が喉に絡んで張り付く(後鼻漏)
・鼻の奥が詰まったような感じがする
・咳
・首、肩の凝り
・頭痛
・耳鳴り、中耳炎
上記のような症状が気になることはありませんか?
風邪の症状と似ている部分もありますが、風邪をひいた時だけこの症状が起こる方は「急性上咽頭炎」で、原因となったウイルスなどを追い出せば比較的早く治る症状です。ですが、急性上咽頭炎がなかなか治らない(1か月以上)・風邪も引いていないのに症状があるという方は慢性上咽頭炎に移行しているかもしれません。
また、慢性上咽頭炎の特徴として、自律神経や免疫機能に影響を及ぼすことが挙げられます。
一説には、自律神経をコントロールする脳の視床下部と上咽頭が近接しているために、炎症によって自律神経のバランスが乱れ、臓器の動き、血流、精神状態などに作用して以下のような症状を起こすと言われています。
・吐き気
・睡眠障害
・うつ/パニック障害
・めまい 等
さらに、炎症が続くことで免疫細胞が適切に働かなくなり、自己免疫疾患(自分の免疫が自分を攻撃する)のような状態になることもあります。すると、下記のように上咽頭以外の腎臓・関節・皮膚に炎症をきたすこともあります。これを「病巣炎症」と呼びます。
・IgA腎症
・関節炎
・乾癬 等
このように、慢性上咽頭炎は長引くと全身に症状を起こす可能性があるため、注意が必要です。
慢性上咽頭炎の主な原因
原因にはさまざまなものがありますが、共通するのは上咽頭に『ある一定のダメージがかかること』で起きるというものです。
代表的なものは『口呼吸』です。口呼吸により、空気中の細菌・ウイルスを取り込みやすくなるばかりか、乾燥が進んで上咽頭の粘膜を痛める原因になります。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎は、鼻づまりによって口呼吸を誘発し、増えた鼻水も粘膜にとって刺激になります。
その他、自身の免疫力が下がるほど粘膜へのダメージは増えていきます。体の冷え・ストレス・疲労など、免疫力が低下する生活環境によって炎症が進むこともあります。また、胃腸障害から起こる胃酸の逆流を繰り返すことで粘膜が傷み、慢性上咽頭炎を引き起こすケースもあります。
上咽頭炎は大きく「急性上咽頭炎」「慢性上咽頭炎」の2つに分かれます。
急性上咽頭炎
風邪、ウイルス、細菌感染
慢性上咽頭炎
空気の乾燥、口呼吸、冷え、精神的ストレス、逆流性食道炎、蓄膿症、後鼻漏、花粉症、寒暖差アレルギー、黄砂アレルギーなど
コロナ後遺症と慢性上咽頭炎
後遺症のうち、最も高頻度で起きているのは喉の違和感を訴える「慢性上咽頭炎」です。
鼻と喉の境目に存在する「上咽頭」にウイルスが増殖し、強い炎症を起こすことでそれが慢性化し、さまざまな症状を呈します。もともと空気の入り口である上咽頭は、種々の細菌やウイルスに晒されやすく、健康な状態でも無意識に軽い炎症を起こしているとされる部位です。
また迷走神経が多く通っていることもあり、慢性上咽頭炎から起こる症状も下記の通り幅広くあります。
・咽頭違和感
・後鼻漏
・咳喘息
・痰
・首こり、肩こり
・頭痛
・耳鳴り
・全身倦怠感
・めまい
・睡眠障害(不眠・過眠)
・記憶力、集中力の低下
・過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)
・機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)
・慢性疲労症候群
・線維筋痛症
これだけを見ても、コロナ後遺症とされる症状と慢性上咽頭炎には共通する部分も多くあります。
慢性上咽頭炎における漢方薬の役割
漢方薬を用いる東洋医学の考え方は、体内の気や血の流れを整え、『体の中』を改善していくことで人間の持つ治癒力を高め、慢性の症状や全身の症状に対し幅広く働きかけることを目的にしています。
そのため、慢性的に続く上咽頭炎の症状にも漢方薬を用いることで比較的早く効果が出ることもあります。
慢性上咽頭炎に対しての漢方的対策ポイント
■熱の偏りを防ぐ
体内で生まれた熱は、血や水の流れによって全身に運ばれます。この流れが滞っていたり、不充分だと、熱は自然界の法則に従って上に昇っていきます。結果、胸から上に熱が溜まることで鼻や喉、口などに炎症を起こしやすくなると言われています。血や水の流れを整え、運ばれる熱のバランスを取ることが重要です。
■肺の力を高める
東洋医学で肺とは、肺だけでなく呼吸器そのもの、また外から呼吸によって入る細菌やウイルスなどの異物に対しての防御(免疫)を担う部分です。肺はとても潤いを好む臓器であり、負担がかかることで潤いが失われると異物に対する防御力(免疫力)が落ちてしまいます。潤いを補い、肺の力を高めることで呼吸器の本来の免疫機能を取り戻し、異物に対する防御力がついていきます。 上記の対策を複数組み合わせ治療を行っていきます。■弱った脾(胃腸)を強くする
脾(胃腸)が弱ると、水分や栄養を吸収する機能が低下してしまい、体を回復させる材料が足りなくなります。その結果、傷ついた細胞を新しいものに入れ替える速度が遅くなります。治りにくい症状を改善するには、胃腸の働きを高めることが有効です。
※あくまでも上記に記載した対策ポイントは一例です。東洋医学は個人レベルの体質によって必要な対策が違います。自己判断はせず、幸貴堂までご相談下さいませ。
Bスポット療法と漢方の併用治療について
慢性上咽頭炎の治療をしているけどなかなか治らない、少しでも早く治したい!という方には併用療法という方法もあります。併用療法とは、体への効き方が違う療法をそれぞれ組み合わせ、足りない部分を補い合うことで相乗効果が期待できるというものです。 一つの方法では効果が表れにくい方も、さまざまな面から対応していくことで自分にとって足りていない部分が分かり、治療効果が出しやすくなることがあります。
Bスポット治療には、直接的に薬剤を塗り込むことによる即効性のある消毒作用や、痛みは伴うものの、炎症が続くことで汚れた血液や膿を出す瀉血処置ができるという利点があります。ですが、処置をしただけでは『治った』ことにはなりません。治った状態を維持して、処置が必要のない体を作ってこそ治ったということが出来ます。
対して漢方薬には、自らの体内を整え、処置だけでは足りない自らの回復力を補う利点があります。すぐに劇的に治るというわけではありませんが、じわじわと体を強くすることで治療の効果を増す・症状を繰り返しにくくすることが目的です。
それぞれの利点をうまく使い、組み合わせることによって、どちらか一方のみの治療を続けるよりも早い段階で効果を出していくことに繋がります。
詳しくは幸貴堂専門スタッフまでご相談下さいませ!
慢性上咽頭炎 動画解説
症例
35歳/女性/東京都/Y様
病名:コロナ後遺症~慢性上咽頭炎
ご相談前
風邪をきっかけに慢性上咽頭炎を発症。最初は、喉の痛みから始まり、後鼻漏(鼻水が喉に流れ落ちてくる)、喉の閉塞感、頭痛、めまいが続いていた。3件病院を変えたが、一時的に良くなるものの、薬を止めると症状再発。
2種の漢方薬をご提案
・炎症を抑制し鼻や喉の粘膜を潤す漢方薬
・うっ血を改善し、全身の代謝を向上させる漢方薬
服用期間3ヶ月
最初の1か月間はあまり効果がなく、2か月目の途中から喉の不快感が7割近く改善。喉の不調が和らいでからは、めまいや頭痛を起こす頻度が減った。
3か月目に入ってからは、症状が現れることがなく、現在は体質改善治療の為、2種類を1種類に減らしご継続していただいております。
考察
問診表の結果から、Y様は、各部分に強い炎症が見受けられました。さらに炎症によって、痛み、潤い不足の状態が続いていたため症状を繰り返されていました。また、普段から血流、代謝が悪く症状が慢性化しやすい傾向にありました。
今回は、2種併用『症状抑制・軽減タイプ』『体質改善タイプ』の2種の商品をご服用いただき、約3か月間で喉の不快症状、その他の症状がでなくなりました。
※効果には個人差があります。
52歳/男性
病名:コロナ感染後の慢性上咽頭炎
ご相談前の症状
1年半くらい前にコロナに感染後、喉の痛み、イガイガが続いており、病院で検査を行ったところ慢性上咽頭炎と診断。
西洋医学では、抗生物質、トラネキサム酸を2ヶ月間服用。
その後、Bスポット療法を30回以上行ったが効果が実感できない。
現在は、症状が広がっており、喉が閉塞して息苦しい、後鼻漏、痰絡み、耳のつまり(耳管開放症)、口臭、眩暈、頭痛、倦怠感などが続いている。
仕事にも影響が出ており、1日も早く改善したいとのことでご相談を頂きました。
ご提案した漢方薬
・呼吸器の炎症を取り除き機能を向上する漢方対策
・気の巡りを整え、閉塞感を取り除く漢方対策
・粘膜強化、代謝を安定し体質改善の為の漢方対策
服用期間1ヶ月
喉の不快感が軽減し、倦怠感、頭痛、眩暈が起こる頻度が減る。痰絡みはあるが、絡む量が減り、呼吸が楽になってきた。
服用期間2ヶ月
耳のつまり感が改善し、喋り声が、はっきり聞き取れるようになってきた。眩暈がたまに出ることはあるが、その他の、喉の不快感、倦怠感、後鼻漏、痰絡み、頭痛、口臭などはほぼ改善し、仕事にも集中できるようになった。
44歳/女性
病名:慢性上咽頭炎
ご相談前の症状
半年ほど前から喉がイガイガする感じ、痰が絡む不快感が続いている。
声がれが酷く、声もしっかり出すことができない。
喉の症状以外にも、眩暈や頭痛などの不調も続き、毎日疲労が強い。
パソコンやスマホ作業の多い職場で常にクーラーに当たる位置にいるため、首こり・肩こり腰の痛み・目や口の乾燥もつらい。
ご提案した漢方薬
・呼吸器・消化器の働きを同時に強化し、足りない潤いと気力を補う漢方
・血流を保ち、自律神経バランスの安定に働く漢方
服用期間1ヶ月
痰の絡む量、咳払いの回数が激減し、喉の負担が減ったのかイガイガ感がなくなった!
声はまだかすれる事もあるが、長い時間喋っても苦にならなくなってきた。
服用期間2ヶ月
喉の不快感はほとんど感じないレベルまで回復。首こり、肩こり、頭痛、腰痛など体の痛みが軽くなっている。飲んでいると仕事が楽なのでずっと続けていきたい。
現在は、お薬の量を1種類まで減らし体質強化中!
※その他の症例集につきましては、こちらをご参考にされてくださいませ。
お客様の声
K様・30歳 男性
最近、仕事で疲労が溜まり喉の不調が続いていました。動いている時より、横になっている時の方が症状がひどく、鼻水が喉に流れ落ちたり、喉の閉塞感があり息苦しくなったりリラックスできる時間がなくて悩んでいましたが私に合わせた漢方を処方して頂き、2ヶ月間継続して飲んだら悩んでいた症状が軽減され驚いています。夜もぐっすり寝れる様になったし本当に嬉しいです。体質改善で今も継続中です。
A様・43歳 女性
毎年、季節の変わり目の体調不良に悩まされています。めまい・倦怠感・頭痛・喉の違和感などといった辛い症状があり、お友達が漢方を飲んで良かったと聞き私も試してみたら今までとは違う手応えであきらかに症状が軽減され楽になりました。毎年苦痛だったので本当に漢方に出会えて良かったです。岡田さんに感謝です。
M様・30歳 女性
コロナ発症後、慢性上咽頭炎になってしまい、喉の閉塞感と息苦しさで毎日不安な日が続いていました。病院の薬やbスポーツ療法など色々試しましたがなかなか効果は現れず、何か良い方法はないかと調べていたら幸貴堂さんのサイトを見つけて、慢性上咽頭炎には漢方が効果的と書いてあるのを見てすぐ電話しました。丁寧に問診をして頂き、私の症状や体質にあった漢方を処方して頂き飲み始めて2ヶ月、喉の異物感が取れ、呼吸がしやすくなりました。いつも喉がイガイガして咳も出ていたのですがその症状も減り外出も苦痛じゃなくなりました。本当に相談して良かったです。ありがとうございました。
A様・30代 男性
仕事が忙しく疲労から自律神経を壊してしまい、喉の不調が続き、慢性上咽頭炎を発症してしまいました。
喉が詰まり息苦しさが出てしまう為、頻繁にパニック発作が出たり、めまいが出たり、仕事も休みがちになってしまい、このまま復帰できなかったらどうしようと不安に思っていました。
知り合いから漢方が良いと聞いた事があったのでネットで調べて慢性上咽頭炎をやっている漢方屋さんを調べた所、幸貴堂さんにたどり着きました。電話相談の他に、LINEやメール相談もあったので、まずメールで今の症状をお伝えした所、問診表が送られてきて、自分の症状に当てはまるものにチェックをつけて漢方を処方して頂きました。飲み出て1ヶ月、いつもより呼吸が楽になっている事に気づきました。精神が安定してきたのかパニック発作も頻度が減りました。それから続けて2ヶ月、めまいもでなくなり、仕事にも影響がでなくなりました。本当にずっと悩んでいたので幸貴堂さんには感謝しかありません。これからも体質改善していきたいのでよろしくお願いいたします。
お気軽にご相談ください
患者様のお悩み、体質に合わせてのオリジナル漢方をご提案いたします。
お一人で悩まれず今の問題を一緒に解決していきましょう。
代表
岡田 貴之(おかだ たかゆき)
TAKAYUKI OKADA
資格:薬種商(現 医薬品登録販売者)
漢方歴:22年
ご相談方法はお電話・メールフォオーム
それぞれのお問合せ方法をご紹介致します。
※幸貴堂からのお願いです
以下のご相談、患者様につきましては、お断りさせて頂きます。
・現在、行われている病院治療、他店でご購入された漢方薬についてのご質問、ご相談
・病名の診断
・情報収集のみのご相談
・未成年の方からのご相談
・ご購入もなく質問だけを何度もされる患者様
漢方薬舗幸貴堂では、今のおつらい病気、症状を漢方で真剣に治したいというご希望の患者様からのみご相談をお受けいたしております。
お電話でのご相談
電話予約はこちらから(ご希望のお時間帯に担当者より直接ご連絡させて頂きます)
※お電話の予約につきましては、ご相談が込み合っている際は担当者より電話・メールでお知らせいたします。その際は、メールやLINE相談にご変更いただく場合がございますので、ご了承くださいませ。
まずは、受付までお電話をいただき、ご予約をお願いいたします。ご予約のお時間帯に専門の担当者から折り返しご連絡をさせていただきます。折り返しのお電話番号は、080-又は、090-からはじまる携帯番号から折り返しお電話をさせていただきます。
TEL:093-287-1241
営業時間内のご予約をお願いいたします。
■月曜日~金曜日 時間9時~17時
■土曜日 9時~16時
メール相談
お電話でのご相談が難しい場合は、メール相談からお願いいたします。メール相談は24時間受付中です。できるだけ早い返信を心がけておりますが、ご相談状況によっては、ご返信までに数日掛かることもございます。ご了承くださいませ。
※メールアドレスの記載をお間違えにならないようお気を付けくださいませ。
※ご相談内容によっては担当者よりお電話させていただくこともございます。ご了承くださいませ。
LINE相談
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- 年齢
- お悩みの症状
担当にて確認後、できるだけ早い返信を心がけておりますが、ご相談状況によっては、ご返信までに数日掛かることもございます。ご了承くださいませ。
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